指導者のご紹介

指揮者:齋藤令(さいとう つかさ) 先生

1976年、学習院高等科入学。学習院大学文学部哲学科卒業。大学院人文科学研究科博士前期課程修了。美学芸術学系コースにて音楽学を専攻し、加藤泰義、藤原義久 両師のもと、ストラヴィンスキーを中心に近・現代の音楽を研究。

在学中は学習院輔仁会音楽部男声合唱団の学生指揮者及び混声合唱団のバス・パートリーダーを務めるとともに、学外で柳沢混声合唱団を指揮した。

卒業後、東京労音の合唱指揮者に就き、毎年末の「第九」を始め、ショスタコーヴィチ/森の歌; 大木正夫/人間をかえせ; 林光/逃走 等の大合唱を10年間指導。

その後、関東近県を中心に多くの合唱団を指揮・指導してきた。

新作初演に強い意欲を持ち、久留智之/笙と男声合唱のための『悲歌 吾木香』; 新実徳英/男声合唱とピアノのための『舞歌Ⅲ-縄文幻想-』、混声合唱曲『しあわせ』; 信長貴富/女声合唱とピアノのための『シング・ソング童謡集』、他を初演・指揮。

また、プロ男声合唱団「クロスロードシンガーズ」に所属し、コーラスシンガーとしても活躍。音楽監督 辻正行氏の指揮のもと、数多くの貴重な音楽的瞬間を体験してきた。

現在、NPO浜松フロイデ合唱団、浜松混声合唱団、女声合唱団「響」、女声合唱「まみらりあ」、女声合唱「弥生」、女声合唱団「コール・フロイデ」、学習院OB男声合唱団 等の指揮者。 日本音楽学会東日本支部正会員。 朝日カルチャーセンター新宿校講師。

西武ライオンズ創設以来のファン。


副指揮者/ヴォイス・トレーナー: 佐藤よしを 先生

山形県出身。宮城教育大学特別理科(物理)卒、同大学院音楽教育修了。声楽を應和惠子、佐藤淳一、谷川佳幸、吉田伸昭に、合唱を今井邦男、指揮を久山惠子に師事。鶴岡南高校で合唱を始める。宮城教育大学混声合唱団で指揮・編曲の実践を積み、大学院で声楽へ転向。オペラでは「フィガロの結婚」「魔笛」「椿姫」「カルメン」「メリー・ウィドウ」「ヘンゼルとグレーテル」他で、コンサートでは「戴冠ミサ」「ミサG-dur」「第九」「メサイア」他でソロを務める。二期会会員。

ピアノ: 名倉扶季 先生

国立音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業。ピアノを金子恵、菊地原麻理子、故・野口嘉彦の各氏に師事。現在、野田男声合唱団、女声合唱団 シュティンメ、けやき混声合唱団など千葉県東葛飾地区のアマチュア合唱団を中心に10余りの合唱団の専属ピアニストを務め、地域の合唱祭、コンクール、国内・海外演奏旅行、レコーディングなど合唱団とともに様々な演奏活動をしている。声楽家及び器楽奏者との共演も多く、リサイタル、慰問コンサートなど積極的に活動している。また、自らも女声合唱団に所属し、声を重ね音楽を表現する経験を積んでいる。

ピアノ: 村田由美 先生

聖徳学園短大ピアノ専攻卒、同専攻科・研究科修了。水谷達夫、小保内恭子各氏にピアノ・伴奏法を、菅野浩和氏に指揮法を師事。同大学音楽科助手として合唱指導・伴奏法等16年間学生の教育指導にあたる。また、小林秀雄氏主催の「かつしかジョイフル・ハーモニー」の初代伴奏者を務める。菅野浩和氏が指揮する女声合唱団コロ’97東京の練習指導者・伴奏者として団を支える。氏死去に伴う解団後「Coro’11」の代表・指揮者。男声合唱団アンサンブル・レオーネ、アンサンブルVIVOほか伴奏者を務める。